抗がん剤治療でも、すべての方がフルウィッグを必要とするわけではありません。
脱毛の程度によっては部分ウィッグだけで十分対応できることがあります。
ウィッグが必要になる治療はたくさんありますが
脱毛具合は薬にもよります。
1回の治療でしっかり脱毛する治療もあれば
少しずつ抜けて行って、その後脱毛が停滞する治療もあります。
ウィッグのご試着にご来店くださった方に
「治療のお薬は?」と伺うこともあります。
「アバスチンとイリノテカン、TS1併用」
個別にはよく聞くことがある治療で
イリノテカンが一番抜けてアバスチンは抜けません。
またTS1は、すぐすぐ抜ける治療ではありません。
この組み合わせの方がご来店いただいたことがないので
脱毛の状況がわかりませんでした。
ご試着の時点では投薬後20日間ぐらい過ぎているのに
そこまで髪が抜けていないので
『少し様子を見ましょう』
ということになりました。
1か月ぐらい過ぎた頃にお電話をいただき
『抜け出したのでウィッグを作ってほしい』
とのことでした。
お会いしますと確かに抜けていますが
部分ウィッグだけで十分でしたので
スリールの部分ウィッグMサイズを
カットをして似合わせました。

小さい部分ウィッグで十分でした。

後ろから見ても自然です。
この後、2週間後にお会いしましたが
髪の状況は変わっていませんでした。
部分ウィッグがあることで
「これで安心よ」
と仰っていました。
抗がん剤治療による脱毛は、お薬の種類や組み合わせによって大きく異なります。
また同じ治療でも脱毛の程度には個人差がありますので、
ウィッグを作るタイミングや種類について迷われたらお気軽にご相談ください。

















