先日の定休日は製作予定のウィッグの下準備をしていました。
何台もウィッグ製作のご予約が入っていると
下準備しておくことが、こちらも安心です。
「下準備が必要なんですか?」
と思われる方もいるかもしれませんが
脱毛前や今お使いのウィッグの買い替えでも
お好みや今の髪型を拝見しておけば
より近づけるために毛量調整や
ウィッグの髪のカールやくせ毛風に仕上げておいたり
産毛をあらかじめお作りしておいたり
製作当日により自然に作りやすい状態にしておきます。
2回の治療をされて脱毛が進んでいたKさま
ご試着時にはもとの髪形はわかりずらい状況でした。
携帯にあったお写真をいただいて
想像や推理をしながらウィッグの下準備をしました。
80代の方でお友達のお友達からのご紹介でした。
「○○幸子さんのお友達から、こちらをご紹介いただいたの」
どこで作ってよいか困っていたそうです。
それにしても、一枚のお写真から推理するのも
難しいいものです。
後ろのお長さは想像をして
(少し長いかな?)と思うくらいに仕上げ
製作当日にお話しを伺いながらカットをすることにしました。

サイズはご試着時に被った状態で待ち針を使って
しっかり調整をしておきました。
製作当日ご来店いただいたKさまにウィッグを被っていただくと
「全然違和感が無いわ!もとに戻ったみたいよ」
と驚かれていました。
実はこの日にお家からお持ちいただいたお写真は
製作前にいただいたお写真と少し雰囲気が違っていました。
(これだと、もう少しカールを伸ばして短くした方が良いかも…)
と私の中で考えていましたが
結局手直し無しで少しお使いいただき
調整させていただくことになりました。
後からご来店されたお嬢さんに
嬉しそうに「自然でしょ!」と
お話をされていました。
毎日抜け続ける髪にご不安だったのだと思います。
自然なウィッグで人はこんなに安心になるんだと
Kさまを見ていて思いました。
ウィッグの準備は時折何時間もかけますが
喜んでいただけると私もとても嬉しいです。
追記です。
昨日Kさまからお電話をいただき
ウィッグ製作の二日後に義理のお姉さまの急な葬儀があったことを
ご説明いただきました。
「お陰様でみんな若くなったって言われたのよ。
あの時ウィッグ作っていただいて本当に良かった」
とお礼のお電話でした。
葬儀にお帽子はなかなか難しいです。
ギリギリ間に合って本当によかったです。
ウィッグが役に立ちました。


















