点滴中にパックスマンで頭皮冷却をされていた方に
今日も部分ウィッグをお作りさせていただいた。
今日の方は6分ウィッグでした。
4回のEC療法のみの方でトップは
かなり脱毛していましたが
フルウィッグは重くて暑いので
6分ウィッグがご希望でした。
6分ウィッグのベースは15センチ×18センチぐらいです。
4か所にストッパーが付いているのですが
右のストッパーを留める部分の髪は脱毛が多いので留めることができませんでした。
ヘアピンでご自分の髪とウィッグの髪を留めて
カチューシャで安定させる作戦となりました。
最初は少し不安定でも直に髪は伸びてきて
ストッパーも留まりやすくなります。
フルウィッグよりは部分ウィッグの方が
位置取りは少し難しいかもしれませんが
慣れると軽くて楽です。
本日の方は
9月からのお仕事復帰です。
フルウィッグにするか?
部分ウィッグにするか?
正直、私たちもいつも悩みながら提案しています。
早めに脱毛が進んでしまうとフルウィッグを
悩まずお作りできるのですが
「もしかしたら、ある程度髪が残るかも。。。」
などと、悩ましいことも何度もあります。
結論はご自分で決めていただきます。
少し前に6分ウィッグをご購入の方は
治療の中間地点ぐらいの時期でした。
まあまあ残っていたのですが
何も付けず仕事場に行くのが難しくなり
部分ウィッグをご購入いただきました。
ご自分では「部分ウィッグで難しくなったら
その時はフルウィッグを使います」
と仰っていました。
私の予想では部分ウィッグでやり過ごせると思っています。
パックスマンご使用でも
もちろんフルウィッグを
何人もお作りしています。
いつも難しい選択です。
明々後日もパックスマンの頭皮冷却の方のご予約が入っています。
フルウィッグと部分ウィッグの両方をご用意しておきました。
部分ウィッグにもフルウィッグにも
パーマをかけて元の髪型に近づけておきました。


これはスリールの6分ウィッグで
かなりのカバー力です。
今回も4回の治療の方です。
どうなりますでしょうか。。